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2021.12.01

【お金が貯まらない人必読!】貯金のコツ!お金は3つの口座で管理しよう!

「特に贅沢をしているつもりはないのに、なかなかお金が貯まらない。」
「つい貯金に手を付けてしまう。」
とお悩みの方。もしかして、1つの口座でお金を管理していませんか。

そんな方にオススメしたいのが、「生活費用」「貯金用」「予備費用」の3つに口座を分ける方法です。これなら、お金を用途別に管理できるので、支出や残金が把握しやすくなるだけでなく、不用意に貯金を使わずに済み、お金が貯めやすくなります。

この記事では、3つの口座の使い方をご紹介します。
貯金でお悩みの方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

1つの口座ではお金が貯まらないのはなぜ?

そもそも、なぜ1つの口座ではお金が貯まりにくいのでしょうか。

貯金できない人には、次のような共通点があります。

  • 支出を把握できていない
  • つい必要ないものを買ってしまう(衝動買いをしてしまう)

1つの口座でお金をまとめて管理していると、「使うお金」と「貯めるお金」の区別がしにくく、支出の把握が難しくなってしまいます。

また預金額を見て、「もう少し使っても大丈夫」という気持ちの緩みが生じやすくなり、貯めるべきお金も使ってしまっていた、ということにもなりかねません。

「使うお金」と「貯めるお金」は一緒にせず、別の口座に分けましょう。
そうすれば格段に支出が把握しやすくなり、その結果、無駄遣いが減って計画的なお金の使い方ができるようになるでしょう。

3つの口座の使い方!

それでは、冒頭でお話しした「生活費」「貯金」「予備費」口座の具体的な使い方を見ていきます。

1つ目:生活費の口座

食費、家賃、光熱費、クレジットカードの引き落としなど、日々の生活に必要なお金はこの口座から支払います。
給与の振り込み口座は、この口座を指定しましょう。

口座に入っている金額が、その月の生活費です。月末に困ることがないよう、残金を確認しながら、計画的に使っていきましょう

2つ目:貯金の口座

貯金口座は「結婚式」や「車を買う」といった、大きな目標に向けてお金を貯めていくためのものです。
ポイントになるのは、「先取り」と「引き出さない」ということです。

生活費から余ったお金を貯金に回そうとして、お金が残らず失敗したという経験をお持ちの方も多いと思います。
残金を貯金に回す方法だと、どうしてもお金を使いすぎてしまい、一定額を貯金し続けることが難しくなります。

毎月貯金する額を決めて、生活費口座に給与が入ったら、先に貯金口座に移すようにします。
入れたお金は、目標の金額を達成するまで、引き出さないようにしましょう。

なお、月の貯金額は収入や生活状況によって変わってきますが、可能であれば、手取り額の1~2割の金額を貯金するようにしてみてください。

3つ目:予備費の口座

「結婚のお祝い」「お葬式」「車検」「賃貸住宅の契約更新」など、想定外の出費に頭を抱えた経験がある方は多いのではないでしょうか。

このような突発的なイベントにかかるお金を貯めておくのが、この予備費口座です。

予備費を生活費からまかなっていると、その月のお金が足りなくなってしまいます。
また予備費を毎回貯金口座から支払っていては、なかなか貯金は増えません。

あらかじめ予備費を準備しておくことで、急な出費が発生しても、貯金とは関係のないお金から支払うことができます。

予備費は貯金と同じく、毎月給与が入ったら一定額を予備費口座に移すようにします。
あるいは、ボーナス時にまとまった金額を入れておくのも良いでしょう。

必要な積立額は人によって違いますから、一度、予備費の目安額を計算しておくことをオススメします。
1、2年の間で発生しそうなイベントと、かかるお金を書き出してみましょう。その合計額を月で割れば、積み立てしておくべき金額を算出できます。

なお、冠婚葬祭にかかる金額は、こちらの記事を参考にしてみてください。

自動でお金が移動する仕組みをつくろう

自動的に貯金ができる仕組み。

ここまで、3つの口座でお金を管理する方法について、口座を分ける理由や、それぞれの口座の使い方をご説明しました。

この方法は、お金が管理しやすくオススメではあるのですが、給与が出るたびにお金を別の口座に移すという手間がかかってしまいます。毎月のこととなると、これは結構面倒ですよね。

そんな時は、口座開設などで受けられる銀行の特典を利用して、「毎月自動でお金が移動する仕組み」を作っておくと、手間が省けます。

ここでは、便利な銀行の特典を2つ簡単にご紹介します。

1つ目は、「自動積立定期預金」を利用する方法です。
自動積立定期預金は、同じ金融機関で開設した口座間で利用できるサービスです。※
毎月指定の金額を自動で定期預金口座に移してくれて、手数料もかかりません。

また「定期預金」とあるように、基本的には「口座にあるお金は、一定の期間を過ぎないと引き出せない」システムのため、確実にお金を貯めることができます。
「つい貯金をおろしてしまう」という方にはオススメですよ。

2つ目は、貯金や予備費口座をネット銀行で開設する方法です。
ネット銀行には、毎月指定の金額を他行から自動的に入金できる※ところがあります。手数料もかかりません。
さらに、メガバンクや店舗型銀行に比べて金利も高めなので、貯金などのまとまったお金を用意する口座として、金利面でも向いていると言えるでしょう。

※金融機関によってプランや特典には違いがあります。きちんと内容を確認してから、ご利用ください。

3つの口座を使い分けて、上手に貯金をしよう!

今回は、3つの口座でお金を管理する方法をお届けしました。
まとめると、次のようになります。

  • お金の用途別に口座を分けることで、支出の把握がしやすくなり、無駄遣いを減らせる。貯金を使うことも防げる。
  • 口座は「生活費」「貯金」「予備費」の3つの用途で分ける。
  • 給与が入ったら、指定額を先に貯金口座に移す。
  • 予備費は毎月積み立てるか、ボーナスのタイミングにまとめて貯めておく。
  • 銀行の特典を利用して、自動的にお金が移動する仕組みをつくっておくと、振り込みの手間が省ける。

この機会にぜひ口座を分けて、着実に貯金を増やしていきましょう。

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