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2020.10.15

うつ病と診断されたことがある人でも加入できる保険

うつ病と診断を受けた方の中には保険に加入しようとして断られた経験をお持ちの方もいると思います。うつ病の方の場合、入院や死亡のリスクが他の病気よりも高く、入院日数も長引いてしまう傾向にあるため、保険に加入しにくくなってしまいます。

しかし、精神疾患を有する人の数は、平成29年には400万人(※)を超えており、ざっくりですが、33人に1人は何らかの精神疾患を抱えていることになります。
これらの方は、絶対に保険に加入することができないのでしょうか?

そんなことはありません。
保険に加入しづらいのは事実ですが、近年はうつ病を患っていても加入できる保険が増えてきています。
ここでは、どのような保険があるのかご紹介します。

※うつ病のほか、統合失調症やアルツハイマーなどを含みます。

うつ病はいつまで告知が必要?

保険に加入する際、現在の健康状態について聞かれます。
「保険法」という法律で告知義務が定められており、保険会社が告知を求めたことに対して応答する義務があるとされています。会社や商品によって聞かれる内容は異なりますが、おおむね以下のようなことが聞かれます。

  • 身長や体重
  • 過去3ヶ月以内の医療機関の受診歴や治療、投薬の有無
  • 過去5年以内の入院や手術歴
  • 過去2年以内の健康診断や人間ドックの指摘事項
  • がんにかかったことがあるか
  • 妊娠の有無

保険会社によっては過去5年以内の受診歴を聞かれる場合もありますが、5年以上前に完治していてその後医師の診察を受けていないのであれば、告知をする必要はありません。
また、完治から5年が経過していない場合でも、医師の診断によって、現在健康であると証明が出た場合などは、条件付きで加入が認められることもあります。
告知してくださいと言われた期間を過ぎていれば、うつ病と診断されたことがあっても、保険に加入することが可能です。

更新時にうつ病にかかっていた場合はどうなる?

更新時には健康状態の告知や審査がありませんので、そのままの条件であれば更新できると考えて良いでしょう。ただし、新しい商品への加入は告知が必要ですので難しくなります。

うつ病を患っていても加入しやすい保険にはいくつか種類があります。
保険会社によってはうつ病の方向けの商品があるところもありますが、主に以下のようなものがあります。

うつ病になっても入れる保険は?

うつ病になっても入れる保険には主に3種類。
それぞれどんな種類の保険なのかを見ていきましょう。

1.がん保険

がん保険は、保障対象をがんに絞られていますので、告知する既往歴もがんに関する項目が多く、精神疾患については聞かれないことが多いため、加入しやすくなっています。
がんは2人に1人がかかる病気と言われており、他の病気と比べると治療費も高額になってきますので、必要性の高い保険と言えます。「断られるかも?」と思っている方も、特定の検査で異常を指摘されていたり、現在入院中であったりしなければ十分に加入できる見込みのある保険です。

2. 引受基準緩和型医療保険

「持病があっても入れる保険」というフレーズを聴いたことはないでしょうか?
質問項目が少なく、持病や入院歴がある方でも加入しやすくなっている保険の種類です。
一般の保険よりも保険料が高めであったり、給付金が少ないなどの特徴がありますが、以下の項目すべて「いいえ」の場合は加入できると考えて良いでしょう。

  • 過去3ヶ月以内に医師から入院・手術・検査・先進医療を勧められたか
  • 過去2年以内に入院したことがあるか
  • 過去5年以内に、がん・肝硬変・慢性肝炎で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか

※参考:国民生活センター「第7回 引受基準緩和型の医療保険」

健康状態によるハードルを下げていますので、一般の保険よりも条件がつきますが、一生涯の入院保障、手術や死亡保障など一般の保険と同じ準備をすることができるタイプもあります。他の病気と変わらずに持病に対しても保障が使えるところも特徴です。

3. 無選択型保険

告知がいらない保険です。そのため、引受基準緩和型保険よりもさらに加入しやすくなっています。
ただし、加入できる年齢に制限が設けられていたり、一般の保険よりも保険料が高かったり、給付金の受け取りに制限があるなど、一般的な保険よりも保障が薄いので、特に若い方の加入はお勧めできません。

条件付きで保険に加入できるケースもある

告知の際の健康状態によって、断られてしまうケースがあるうつ病ですが、条件付きで加入が認められる場合もあります。
特定の条件には、保険料を上乗せするものや、特定の疾病に対して保障がされないなどがあり、加入する保険によって変わってきますが、うつ病だからと言って一般の保険に入れないということではありません。

うつ病になってしまった時に備える保険は?

冒頭でもお伝えしたとおり、うつ病は他の病気に比べて入院・死亡のリスクが高く、また入院日数が長くなりがちです。
入院する場合、数ヶ月を要する場合もありますので、その間の生活費はどうしたら良いのでしょうか。
保険会社によっては、保障範囲にうつ病やパニック障害などの精神疾患を含めている就業不能保険もあります。

また、うつ病は公的保険から受けられる保障もあります。

自立支援医療

精神疾患の通院治療費を公的保険で助成する制度です。
一般の方は保険適用の医療費が3割負担ですが、精神疾患の治療のために通院する医療機関を申告すると、自己負担額が1割になります。

医師の診断書を提出すれば申請ができますので、障害者手帳は必要なく、重度の疾患でなくても助成を受けることができます。通院はもちろん、お薬代やデイケアも含まれますが、医療機関以外の保険適用ではないカウンセリングなどは含まれません。

お住まいの市区町村へ医師の診断書を持参することで申請ができますので、現在通院中の方は、医師に相談をしてみましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
年々医療機関にかかる人が増えているといううつ病。今年は新型コロナウイルスの流行による自粛などから生活リズムが乱れ心身に不調が起こる「コロナうつ」という言葉も飛び出しました。
いつ・どこで自分にも起こるか分からないうつ病。
事前に準備するのはもちろんですが、かかってしまった後からでもできる備えについても知って生活への不安を少なくしましょう。

TSUNAGUでは、保険に関するご相談を承っております。
もしもの事故や病気への備え、資産形成などお客さまのご要望を伺いプランをご提案いたします。詳しいご案内を希望される方は、TSUNAGUまでお問い合わせください。

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