2022.02.15
【後編】1000万円も夢じゃない!老後資金の賢い貯め方
前回の、【前編】1000万円も夢じゃない!老後資金の賢い貯め方では、老後資金を確実に貯蓄するための正しい考え方について解説しました。
それでは、老後資金を賢く貯めるには、具体的にどうすればいいのでしょうか?
今回は、具体的な家計の見直し方法や、効率的なお金の貯め方について解説していきます。
効果的な家計の見直し方法
家計の見直し方法は案外シンプルなもの。特別な秘策があるというわけではありません。
たとえば、以下のようなことができないか考えてみましょう。
携帯料金の見直し
携帯電話を契約した際に不要なオプションをつけられていないか、通話プランが自分にあったものなのかを確認してみましょう。また、格安スマホに変えることで大幅に携帯料金を減額できる場合もあります。
移動手段の見直し
毎月の支出の中でも、交通費は比較的高額になりがちです。
車をあまり使わない場合はカーシェアリングを活用したり、家族で1台を共有したりすることで、所有する車の台数を減らすことを考えてみましょう。
車の維持費は年間にするとかなりの額になるので、ここが改善されると家計が大幅に改善されます。
レジャー費の見直し
毎週のお出かけを2週に1回にしてみる、外食する回数を減らすなどの工夫をしてみましょう。
公園で遊んだり、ハイキングをしたりと、お金をかけずに家族で過ごすのも楽しいものですよ。
食費の見直し
たとえば、毎日ランチ代に1000円使っていた方が、週3回お弁当を作っていったとすると、月1万円以上の節約になる場合があります。
また、週に1度安いスーパーでまとめ買いをして、なるべくおかずを作り置きしておくことも効果的です。
任意保険の見直し
現在加入している保険は、全て必要なものですか?友人の勧めで内容を把握せず契約したものや、過去になんとなく「ついでに入っておこう」と契約し、その後忘れているものなどはないですか?
家族の保険も含め、本当に必要と思えるものだけが残るように見直してみましょう。
自分や家族に最適な保険がわからない・・・という方は、ぜひメールやお電話でご相談ください。
保険支払い方法の見直し
任意で加入し毎月支払っている保険がある方は、支払い方法を年払いにすることで、保険料が少し安くなる可能性があります。
月払いより年払いの方が安くなるのは、保険会社の事務作業量やコストが減らせるためです。まずは、加入している保険が年払いにすることでお得になるのか、ボーナスから支払えそうかなどを確認してみましょう。
年会費・月会費の見直し
あまり利用していないサービスに年会費や月会費を支払い続けていませんか?
年会費が発生するものと聞いてすぐに思い浮かぶのがクレジットカードですが、その他にもジムや小売店、習い事など、身近に会員制のサービスは多くあります。
「そういえばあまり行っていないな・・・」と感じるものがあれば、「思い切って一度退会する」「費用をかけずに利用できるサービスに切り替える」などを検討しましょう。
ちなみに、クレジットカードの種類によっては、web明細利用や年間利用金額が一定以上であることなど、条件付きで年会費が無料になるものもあります。
利用しているクレジットカードの利用規約を確認してみましょう。
効果的な貯蓄方法〜iDeCoやつみたてNISA
工夫や節約で捻出したお金を、より効率よく貯蓄していく方法はないのでしょうか?
効果的な貯蓄方法として、今「iDeCo」「つみたてNISA」が注目されています。
iDeCoは「個人型確定拠出年金」の愛称で、老後資金をつくるための年金制度です。掛金が所得控除の対象となったり、運用益が全額非課税となる「お得な年金システム」といえます。
つみたてNISAは、長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度(非課税期間は最長20年間)。まとまった資金がなくても始められる、安全な投資方法で、老後資金として貯蓄をしながら、何かあった時には引き出せるようにしたい方に最適です。
銀行などにただ預金をするより、同じ額をiDeCoやつみたてNISAで運用した方が、最終的に受け取る総額が多くなる可能性が高いのです。
iDeCo・NISAについて詳しい記事はこちら:iDeCoとNISAとは
まとめ
家計の見直し方法としては、携帯料金やレジャー費、保険の見直しなどさまざまありますが、それぞれの家計にとって最も効果的な方法を検討してみましょう。
効率よく貯蓄していく方法として、「iDeCo」「つみたてNISA」もおすすめです。
毎月1〜2万円でも貯蓄できる額が増えれば、老後を迎える頃には嬉しい成果を掴めます。
老後資金の貯め方についてもっと詳しい話を聞いてみたい、どこに相談したらいいかわからない、という方は、保険代理店TSUNAGUまでお気軽にご相談ください。