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2020.06.15

25%のポイント還元?マイナンバーカードでできること

新型コロナウイルスの補助金に関連してにわかに注目を集めているマイナンバーカード。
身分証になることは知っているけど、必要性を感じておらず、取得していなかったという方も多いのではないでしょうか?

今年の確定申告では、アプリと連携した電子手続きに対応できるようになりましたが、さらにポイント還元の実施も始まります。
ここで、改めてマイナンバーカードでできることをおさらいしておきましょう。

公的な身分証の代わりなることは言うまでもない

マイナンバーカードの申請時に証明写真の添付が必要となります。
通知カードでは、写真がないため、それだけでは身分証として不十分ですが、カードを発行することによって、写真付き身分証としても利用が可能です。免許証やパスポートを持っていなかった方は、これだけでも色んな手続きがスムーズにできるようになります。

コンビニで住民票や印鑑証明書が安く取得できる

それほど頻繁に必要になるものではないかもしれないですが、コンビニで住民票や印鑑証明書、税証明などを取得することができます。
また、各市区町村の窓口で交付してもらうよりも手数料が安く、住民用の写し、印鑑登録証明書、戸籍の附票の写しはそれぞれ100円安く取得ができます。

ただし、不動産登記など、一部の用途では、市区町村が発行したものを用意してほしいと言われる場合がありますので、事前に確認をしておくと良いでしょう。

スマートフォンアプリで確定申告が完了できる。

ふるさと納税をしている方などは、自身で確定申告をしなければいけません。
その際も、「マイナポータル」と「e-tax」(いずれも利用料無料)の2つのアプリを使うことで、スマートフォンから確定申告を完了することができます。
窓口で手続きをするとかなり混雑しているので、混雑を避けて自宅で申告が完了できるのはメリットが大きいと言えるでしょう。

マイナンバーでポイント還元が受けられる

以前紹介したキャッシュレス決済と連携したポイント還元サービスが始まります。
これは、昨年10月の消費税増税に伴い導入されたキャッシュレス・消費者還元事業が今月末までの期間限定事業のため、それに続く景気対策の役割もあります。

登録が必要となりますが、すでにメルペイや楽天ペイ、ペイペイと言ったQRコード決済、スイカやパスモなどの交通系電子マネーのほか、銀行、信金、携帯電話会社のキャッシュレス決済サービスなど、様々な事業者が登録されており、7月から、利用する決済会社を選ぶことができるようになります。
還元率は25%で、上限5,000円が付与されます。
例えば、suicaをマイナポイントに登録して1万円チャージすると2,500円分のポイントが還元されます。

かなり高い還元率ですので、節約効果も高くなります。

保険証の代わりとして利用が可能に…!

退職や転職で保険証を切り替えなければいけないときも、切り替え手続き待たずにマイナンバーカードを保険証として利用することができるようになります。
こちらも、マイナポータルで登録が必要となり、またすべての病院や薬局で対応ができているわけではないそうですので、ご自身のかかりつけの病院や薬局が対応しているか確認をしておきましょう。

企業でも社員証の代わりにマイナンバーを利用する動きがある

マイナンバーカードには、ICチップが搭載されており、そこに利用者の電子証明が入っています。
このICチップを、社員証の代わりに活用する企業も出てきているそうです。すでに公務員の職員証として活用が推進されていますが、今後は民間企業の導入も増えていく方向になりそうです。

カードの発行には1ヶ月くらいかかるので早めに申請しよう

これまでどういったときに使えばいいか分からなかったマイナンバーカードですが、今後はさらに利用できる場面が増えていく見通しです。
発行までに1ヶ月程度かかりますので、まだカードの発行が済んでいない方は、この機会に申請をしてみてはいかがでしょうか。

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