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2021.09.13

マイホームor 賃貸 メリット・デメリットは何?節約するには?

マイホームと賃貸、今皆さんはどちらにお住まいでしょうか?
これから決断する方もいらっしゃるかと思います。

例えば、
自分の家を持つのが夢だった」「資産形成を考えている
そんな方にはマイホームがおすすめですし、
1つの土地に縛られたくない」「仕事で転勤が多い
そんな方には賃貸がおすすめです。

では、それぞれどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。また、その中でも重要な判断基準「お金」に関連して、知っておくと役立つ節約の知識をあわせてご紹介します!

「自分のもの」だから自由で快適!マイホームのメリット

まずはマイホーム購入のメリットからご紹介します。

1.とにかく自由で快適

持ち家は財産。購入した時から自分の資産なので、大きな安心感がありますよね。使い方は自由で、自分好みにリフォームして住み心地を高めることもできます。賃貸より広いことも多いので、家族が増えるなどのライフステージの変化にも対応しやすいです。

2.資産形成なら絶対にマイホーム

資産形成を考えるなら、立地を重視したマイホーム購入がおすすめです。立地が良いと、売却を考えた時に買い手が付きやすいので、高値で売却することが可能です!公園、図書館、市役所など公共施設が充実している&駅近など、利便性の高いエリアを選ぶことも重要です。

3.生命保険で、万が一の時もローン返済は安心

マイホーム購入時に団体信用生命保険に入っておけば、万が一のことが起きても残りの住宅ローンは保険から支払われます。また、ローンを完済してしまえば月々の負担も減るので、年金収入のみになった老後も安心です。

4.減税や給付金が手厚い!

住宅の購入には一定の経済効果が見込めるので、お金に関するうれしい制度が国から用意されています。

住宅ローン減税」は、住宅ローンの残高の1%を10年間所得税や住民税から引いてくれる制度です。ある年に3,000万円残っていたら、最大30万円が戻ってくるイメージです。確定申告の必要があるので、手続きを忘れないようにしましょう。詳しくはこちら(https://sumai-kyufu.jp/)

すまい給付金」は、「住宅ローン減税」と併用できる新しい制度で、年収が低いほど給付額が高くなります。(最大50万円!)
給付額に住宅の値段は関係なく、低年収の方も控除を実感できる仕組みになっています。申請は窓口か郵送で簡単にできますが、令和3年12月末まで(一部令和4年12月末)に引き渡し・入居が完了した住宅が対象となりますので、早めの手続きがおすすめです。

初期費用が多く変化に弱い マイホームのデメリット

続いて、マイホーム購入のデメリットをご紹介します。

1.まとまったお金が必要

購入する際に必要な自己資金(頭金)は、住宅価格に対して10~20%と言われており、仮に3,000万円の物件だと、300~600万円程必要になります。また、住宅ローンの審査などで、ある程度の安定的な経済力を求められます。

2.収入や生活の変化に対応しづらい

収入が減ったからといって、家賃の低い部屋にすぐさま引っ越すようなことはできません。また、仕事で急な転勤が決まった際には、単身赴任・賃貸に出す・売却・空家のまま所有など、マイホームをどうするか厳しい決断を迫られることも。収入や勤務地が不安定な方にはどちらかというと不向きかもしれません。

3.保険料や税金、修繕費の負担がある

火災保険は住宅ローンを組む際に必要な保険ですが、年間およそ1万5千円ほど(※1)かかるのが相場です。固定資産税は、土地と建物の評価額(購入価格の50%~70%)にそれぞれ1.4%をかけた額になり、年間およそ35万円(※2)を払う計算になります。
ただし、床面積が50㎡~280㎡の新築住宅の場合、120㎡までは3~5年間固定資産税が1/2になるなど、様々な減税措置もあります。適用期間内に申告すればこのように税金を減らすこともできるので、早めに確認しておきましょう。

※1 東京都、鉄筋一戸建て、建物の保険金額3360万円、家財の保険金額0円、自然災害による損害をカバーする内容、5年長期年払いで試算した場合の参考金額。
※2 土地の購入価格を1000万円、家の購入価格を3000万円とした場合の概算金額。

なんといってもその身軽さ!賃貸のメリット

次に、賃貸のメリットをご紹介します。

1.生活の変化に柔軟に対応できる

結婚や出産、転勤などライフスタイルの変化、隣人とのトラブル、そんな時にすぐに住み替えを検討できるのが賃貸の良いところです。収入がもし減ってしまっても、家賃の低いところへ住み替えることで対応できます。

2.ローンや固定資産税、修繕費がかからない

賃貸では、住宅ローンや固定資産税などの負担がないですし、建物の維持費・災害のときの修繕費などはすべて貸主の責任のもと行われるため、余計な心配がいりません!管理費として、共益費だけ払っておけばOKです。

3.会社から家賃補助をもらえる場合がある!

マイホームの場合、会社によっては住宅手当などの補助金が出ないことが多いです。しかし賃貸であれば、家賃の高さや住居のエリアに応じて、月に1万円~2万円程度の住宅手当を出してくれる会社が比較的多いです。自分の会社の福利厚生をきちんと確認して、申告するようにしましょう。

永遠に自分のものにはならない…賃貸のデメリット

最後に、賃貸のデメリットについてご紹介します。

1.家賃や更新料は住んでいる限り永遠

マイホームであればローンを完済した後は維持費のみですが、賃貸の場合は、家賃と更新料の支払いが住み続ける限り永遠にやってきます。リタイア後、年金収入のみになった時の負担を考えると、老後の賃貸生活は少々つらいかもしれません。

2.リフォームは出来ず、最後は原状回復

賃貸はあくまでも貸主の資産なので、勝手にリフォームはできません。不注意でつけた傷や汚れなども、最後は原状回復を求められます。ただし、契約にもよりますが原状回復費用は最初に払った敷金から出すことになるので、経年劣化や通常損耗だけの場合、敷金は基本的に返金されます!

原状回復費用をおさえるための方法として、①入居時の状態を記録しておくたばこを吸わないこまめな掃除などがあります。普段からこれらを意識して、敷金返還を目指しましょう!

3.隣の部屋の音が気になる

隣の部屋のテレビの音や生活音は思いのほか不快に感じることがあります。また、自分が出している音も隣人に迷惑をかけていないか気になりますよね。このように防音や遮音がしっかりした賃貸でないと、上下左右の住人に気を遣って過ごす必要があり、それがストレスに繋がることも。また、隣人トラブルになることもあるので注意が必要です。

理想の暮らしを叶えるために

今回は、マイホームと賃貸それぞれのメリット・デメリットに加え、お金に関する知識や節約方法などをあわせてご紹介しました。

自由が多くて、減税や給付金の制度もあるマイホーム。
生活の変化に対応しやすくて、維持費の少ない賃貸。

一概にどちらの選択がよいとは言えませんが、自分の理想のライフプランを考えた時に、どちらの選択が自分に合っているのか、ぜひこの機会に考えてみてはいかがでしょうか。

 

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