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2021.09.28

【初心者向け】最小限のリスクで「投資」を始める方法

10月4日は何の日でしょうか?そうです、「投資の日」です。
昨今、日本でも将来の資産形成のため投資を始める方が幅広い年代で増えています。アメリカなどと比べて預貯金派の多い日本ですが、少しずつ意識に変化が起きているようです。
今回は、「投資を始めてみたいけど知識がなくてよくわからない」、「投資はリスクが高いイメージがある」といった方へ向けて、初心者でも安心して始められる投資について解説します。

お金に働いてもらう資産形成「投資」とは

資産形成の方法には貯蓄と投資の2種類がありますが、超低金利な今の日本では、貯蓄でお金を増やすことはできません。老後に2,000万円が必要といわれる時代、資産を増やすためお金に働いてもらう「投資」を検討することが重要となります。
投資にはリスクがありますが、長期的に運用したり投資先を分散させるなど、リスクを軽減することは可能です。

投資の知識を身につけ、無理なく資産形成をおこなっていきましょう。

投資初心者が必ず知っておきたいポイント

はじめて投資をする方に、「これだけは知っておきたい」というポイントを解説します。

投資をする目的・目指す目標を決めておく

投資をするうえで重要なことは、目的と目標金額・期間の設定。たとえば、「老後資金として定年退職までに○○円増やしたい」「子供の教育費として10年かけて○○円増やしたい」など、何のために・いつまでに・いくら増やしたいのか、具体的に決めておきましょう。また、近々大きな出費を予定しているなら、リスクの少ない商品を選んで運用するなど、自分のマネープランにあった投資商品を選ぶことが大切です。

生活に支障のない額で無理のない投資からスタートする

収入から、「生活に必要なお金」と「貯蓄したい分」を引いた「余剰分」を資金とし、投資に充てます。交際費や冠婚葬祭などにかかる突然の出費なども想定に入れておきましょう。そのうえで、リスクの少ない少額の投資からスタートして、まずは経験を積んで仕組みを理解することから始めましょう。

本・ブログ・セミナーで勉強して正しい知識をつける

投資に関する知識は、本やブログで簡単に情報収集することが可能です。また、セミナーに参加して専門家から実際に話を聞くなど、知識を幅広く身につけていくこともできます。また、「リスクがない」「絶対に儲けられる」という投資商品はありません。信憑性のない情報に振り回されないこともポイントです。

金融商品を選ぼう

金融商品とは金融機関が取り扱う商品のことで、代表的なものは「株式」「債券」「投資信託」「保険」「預貯金」の5つです。

「株式」はハイリスク・ハイリターンですが、株主優待や配当金が受け取れます。
「債券」はローリスク・ローリターンで、定期的な利息が受け取れ、満期時には元本が戻ってきます。
「投資信託」は、リスク・リターンは株式と債券の中間程度で、専門家が運用をおこなってくれます。
「保険」は基本的にローリスク・ローリターンで、万が一の時に保険金が受け取れるのはもちろん、貯蓄型保険なら資産運用にも利用できます。
「預貯金」はご存じの通りノーリスク・ノーリターンで、いつでも自由に換金できます。

はじめて投資をする場合は、リスクの少ない投資信託や保険、債券がおすすめです。

投資信託を対象に含む人気の制度、iDeCo・つみたてNISA


投資信託を対象商品に含む人気の制度として、コツコツと積み立て投資ができる「iDeCo」・「つみたてNISA」があります。
「iDeCo」は個人型確定拠出年金の制度で、月5,000円から始められ、運用次第で将来受け取れる年金額が変わってきます。iDeCoの掛金は全額所得控除の対象になるので、節税効果もあることが特徴です。
「つみたてNISA」は投資家のための税制優遇制度「NISA」の中でも少額投資を応援する制度です。1年に非課税で投資できるのは40万円までですが、非課税期間や投資可能期間がそのぶん長く、売却や払い戻しは自由なのが特徴です。

くわしい情報はこちらの記事で知ることができるので、あわせてご覧ください。
iDeCoとNISAとは

保険で資産運用を考えるなら貯蓄型保険

保険で資産運用を考える場合、「外貨建て終身保険」、「個人年金保険」などの貯蓄型保険がおすすめです。
「外貨建て終身保険」は、保険料が外貨で運用される終身保険のことで、日本円で運用する円建てよりも、利回りが良いとされています。積み立ては10年、15年など短期間で済むものもあります。一般的には、保険料の払い込みが終わると返戻率が100%を超えプラスになることが多いのが、終身保険の特徴です。
「個人年金保険」は、一定期間まで保険料を支払い、払込満了後に保険金を受け取る保険です。医療保険や介護保険料とは別枠でさらに所得控除を受けられる場合があるので、節税もしながら貯蓄ができます。

貯蓄型保険についてくわしく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
貯金が続かない...そんな方におすすめ「貯蓄型保険」

個人向け国債のすゝめ

ここからは、金融商品の中でも初心者が始めやすい「債券」に含まれる「個人向け国債」について、詳しくご紹介します。

国債は国が発行する債券でリスクが非常に低いため、投資初心者の方におすすめな金融商品です。その中でおすすめなのが、個人でも購入できるよう政府がつくった「個人向け国債」で、種類は変動金利型の「変動10年」、固定金利型の「固定5年」「固定3年」の3タイプです。受取利息の増加が見込める「変動金利型10年満期」が一番人気です。

ただし、万が一国が破綻した場合は元本が返済されない可能性もあることは覚えておきましょう。リターンはあまり見込めませんが、銀行に預けておくよりは利息が高いので、より安全で優秀な預金という意識で「個人向け国債」を選ぶのが良いでしょう。

個人向け国債の特徴は以下の通りです。

  • 国が発行していて安心
  • 1万円から購入できて気軽
  • 満期には元本全額返済
  • 0.05%(年率)の最低金利保証
  • 発行後1年は原則中途換金できない 

始め方はとっても簡単

個人向け国債をスタートするにあたっての手順を解説します。

1.お近くの取扱金融機関を探す

口座の開設や維持に手数料がかからない金融機関を探すことがポイントです。
インターネットでの申し込み・購入が可能な金融機関もあるので、お好みで選びましょう。

2.国債専用の口座を開設

口座開設には、本人確認書類・印鑑等があればOKです。
ただ金融機関によっては開設までに数日かかる場合があります。

3.購入の申し込みをする

毎月5日前後から30日あたりまで、約1か月間の募集期間に申し込みをします。購入代金・預金通帳・印鑑等があればOKです。

いかがでしたか?これなら今すぐにでも出来そうですね。
個人向け国債についてさらに詳しい情報を知りたい方は、財務省のHPをチェックしてみてください。
https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/index.html

初心者でも安心して始められる「投資」はたくさんある

今回は、投資についての基本知識と、初心者も安心して始められる金融商品についてご紹介しました。金融商品のなかでも低リスクで初心者でも始めやすい「個人向け国債」、国債よりさらに少額からスタートできる「iDeCo」や「つみたてNISA」といった積み立て投資など、金融商品によってさまざまな特徴があります。貯蓄型保険なら、安全性も高く、貯金が苦手な方でも老後の備えとして資産形成ができます。

投資に興味を持っていただけましたでしょうか?
お金に働いてもらう投資は、お金に対する考え方を変えてくれる良い機会になります。
まずは、リスクの少ない投資から始めて、正しい投資の知識を身につけることからスタートしてみてはいかがですか。

投資に慣れ、興味や資金に余裕が出てきたら、株式に挑戦してみてもよいかもしれません。ただ、あくまでも生活に支障のない範囲で運用することをけっして忘れずに。

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