1. トップ
  2. 家計と気持ちに余裕が生まれる、「まとめ買い」の上手なやり方

2022.08.16

家計と気持ちに余裕が生まれる、「まとめ買い」の上手なやり方

特に計画を立てず、食料品や日用品は気の向くままに買う。

そんな買い方よりも、計画的に「まとめ買い」をすると家計にプラスになることがあります。

どんなものがまとめ買いに向いているのか、いつどこで買えばいいのかなど、まとめ買いのコツを紹介します。

まとめ買いするのに適しているもの・いないもの

まとめ買いには、適しているものとそうでないものがあります。

たとえば、食料品でまとめ買いに向いているものは

●お米、水など食事の基本となるもの

●砂糖、塩などの調味料

●缶詰・レトルト食品など保存がきくもの

が挙げられます。

一方で、

●肉、魚、野菜などの生鮮食品

は、必ずしもまとめ買いに適しているとは言えません。

冷凍保存やすぐに下ごしらえをすればある程度保存はできますが、いずれにせよしばらく同じ食材を使い続けることになります。

でも、人間誰でもその日食べたいものは日によって変わるもの。

「まとめ買いしたものを使わず、つい他のおかずや食材を買ってしまった」ということがしばしば起こります。

これでは、お金もせっかくの食材も水の泡です。

もしあなたがしばらく同じ食材でも気にならないという人や、一度決めたことは絶対に守るという鉄の意志の持ち主、「鶏肉があれば3、4品ぐらい作れる」という料理自慢なら、生鮮食品もまとめ買いしてもよさそう。

そうでなければ、割り切ってその都度買ったほうがいいでしょう。

行きつけのスーパーを1つに決める

まとめ買いをするなら、行きつけのスーパーを1つに決めるのもうまくやるコツ。

お店によって、特売日やタイムセールの時間帯、ポイントが多めに付く日があります。

買い物をするうち、これらお得な日のスケジュールが頭に入ってくるようになったらしめたもの。

狙いを絞って、お得に買い物ができます。

でも、特売などの時間帯にスーパーへ行くのが難しい場合もあるでしょう。

そんなときは、ネットスーパーの出番です。

ネットスーパーでのまとめ買いは、

●買い物に行く時間や手間が省ける

●一度に大量に購入できる

●配達してくれるので重いものを持たなくてよい

などのメリットがあります。

また、日用品は100円ショップで購入するのも家計に負担をかけない方法です。

ゴミ袋や台所用スポンジ、お掃除用のウエットシートなど、スーパーやドラッグストアで買うよりも割安になる品物が多くあります。

100円ショップも上手に利用しましょう。

買い物リストで二重買いや買い忘れを防止

実際に買い物に行く前に、必ず買い物リストを作るのも、まとめ買いのポイント。

食料品であれば、買い出しの前に冷蔵庫の中身をチェックし、買うものをスマホにメモしてリスト化します。面倒な場合は、冷蔵庫の中身を写真に撮るだけでもOK。

シャンプーや洗剤、ゴミ袋、お風呂やトイレ関係などの日用品も同様です。

日用品は、食料品のように毎日開け閉めする冷蔵庫ではなく、戸棚やシンク下に保管していることがほとんど。

このため、意識して確認しないとストックがどれぐらいあるか忘れがちです。

加えて日用品は、商品そのものがないと役に立たないことがあります。

食材なら豚肉の代わりに牛肉を使うこともできますが、「洗剤を切らしてるから代わりにシャンプーで洗おう」というわけにはいきません。

いざ使いたい時になければとても不便で、かなりストレスがたまります。

何をどれだけ買うべきかしっかりチェックしておけば、買い忘れや二重買い、食材のロスを防げます。

なくても支障がないものは買わず、必要なものだけ忘れずに買う。

リストを作って、節約につなげましょう。

日用品は月1、食料品は週1のペースで

まとめ買いのペースは食料品と日用品では異なりますが、食料品は週1回、日用品は月1回のペースが良いでしょう。

とくに日用品は給料日の後にまとめ買いし、「次の給料日までドラッグストアに行かない」と決めれば、

無駄な出費が抑えられ、家計に余裕が生まれます。

食料品は月1回だけというわけには行きませんが、「保存がきくものは月1回だけ」「お肉やお魚は特売日だけ」などとルールを決め、クリアしていきましょう。

まとめ:まずはトライ!自分なりのまとめ買いを確立しよう

同じ節約でも、ひたすら「いつもより安いものをたくさん買って節約する」のと、「まとめ買いで上手に買い物する」のでは、取るべき行動がまったく異なります。

今までまとめ買いの習慣がなかった、やってみたけどあまりうまくいかなかったという人も、ここまでに紹介したポイントを意識すれば、今度は狙い通りに節約できるかもしれません。

一度トライして失敗しても、チャレンジあるのみ!

そのうち自分なりのペースが整ってきたら、コツコツ続けてみましょう。

さあ、コツが分かったら、さっそくリストを作ってみましょうか。

明日あたり、駅前のスーパーは特売日ではありませんか?

関連記事