2022.03.15
ミニマリストに学ぶ!お金と時間の上手な使い方
コロナウイルスの影響による「おうち時間」の増加で、暮らしの質がより重要視される時代になってきました。
そんな今だからこそ、暮らしの中の「お金」と「時間」の使い方を見直すのはいかがでしょうか?
今回は、「ミニマリスト」という生き方を参考に、お金と時間を上手に使うことで自分と向き合う機会を増やし、暮らしをもっと豊かにする方法をご紹介します。
ミニマリストって何?
ミニマリストとは、英語の「minimal(最小限の)」から派生した言葉です。
本当に必要な物のみを厳選して持つことで人生をより有意義に過ごすことを目的とする生き方です。
自分の人生を有意義に楽しむミニマリスト
ミニマリストという生き方を実践してみると、本当に必要なものや大切なものだけを選んで手元に残すようになり、その結果自分と向き合う機会が増えます。たとえば、自分が幸せを感じる物事など、価値観を認識できるようになります。自分の価値観を理解しそれを大切にすることは、日々に満足感を与えるので、暮らしの豊かさに繋がります。
さらに、物を減らしてお金や時間の無駄を省くと、その分のゆとりを好きなことや趣味、経験や自己投資などに使えるので、人それぞれもっと自分の人生を楽しむことにも繋がっていきます。
よくあるミニマリストの勘違い
ミニマリストという生き方は、ときどき勘違いされてしまうことも。
たとえば、生活必需品まで捨ててしまうことや、食事を極端に減らして不健康になってしまうことは、ミニマリストを極端に捉えてしまった勘違い例です。
自分の暮らしに必要なものと不要なものを冷静に見極め、正しく取捨選択をすることが大切です。
お金の使い方を見直そう
趣味、旅行、ファッション。
何にお金をかけるかは人それぞれですが、本当に必要なもの・大切に思うものだけにお金を使うことで、暮らしの質は上がります。ミニマリスト的考えを用いて、お金の使い方を見直してみましょう!
お金をかけるもの・かけないものを決めよう
日々なんとなく衝動的に買い物をしている方。今日から、お金をかけるもの・かけないものをはっきりと決めてみませんか。
たとえば次のような区別ができます。
お金をかけるもの・・・毎日使うもの/食事や睡眠など健康に関わるもの/趣味用品
お金をかけないもの・・・消耗品/使用頻度の低いもの
このように、たとえば心身の健康に関わるものにはお金をかけ、すぐに消耗してしまうものにはかけないなど、自分の中での優先順位を決めてお金を使うことを心掛けてみましょう。
レンタルと購入、どっちがお得か考えてみよう
ミニマリストはなるべく物を持たないため、レンタルという選択肢も持ちます。
たとえば自動車の購入費用は一般的に数百万円。さらに保険料や税金、車検費用などの維持費もかかりますね。たまにしか乗らない方や、色々な車種に乗ってみたいという方なら、車を買わずにレンタカーやカーシェアを利用した方がお得感は大きいでしょう。
また、普及し始めている洋服やブランドバッグのレンタルサービスを利用することも、物を増やしたくない方や新しいものが好きな方にはおすすめの方法です。
「良いもの」を長く使おう
ミニマリストのように、物を増やさず、質の良い物・気に入った物を長く使うことは、浪費を減らすことができると同時に暮らしの質を高めてくれます。
そのためには、商品を購入するとき、飽きのこないデザインかどうかや汎用性の高さに着目したり、長く愛着を持てるかどうかで選ぶことが大切です。
家賃の見直しをしてみよう
今の家賃は、自分のライフスタイルにとって適切ですか?家賃の目安は手取り収入の3分の1以下とされていますが、「少し高いかも」と感じている方は次のようなポイントを見直し住み替えも検討しましょう。
「床暖房やシステムキッチンなどの設備は本当に必要か?」
「都心部・駅近でなくとも、通勤に支障はないかも?」
契約した当初の自分と今の自分では物件に求めるポイントが変わっていることがあります。家賃が高いと感じたときは、自分に合った暮らしとは何なのかを改めて考えてみてください。
時間の使い方を見直そう
時間を上手に使うということは、無駄な時間を減らして、その分趣味・経験・勉強など自分にとって有意義な時間を増やすことです。
ミニマリスト的考えを用いて、時間の使い方を見直していきましょう!
探し物の時間を減らして余裕のある生活に
探し物に費やしている時間は、一人あたり年間約150時間と言われています。
部屋の中が整理されていないと探し物に無駄な時間がかかるので、まずは物の住所を決めて収納していきましょう。収納場所に入らず住所が決まらない物は余分である可能性が高いので捨てることをおすすめします。
探し物の時間が減り時間に余裕が生まれたら、早起きをしてランニングやカフェなど「朝活」を始めてみるのもよいでしょう。
掃除の時間を減らして休日を充実させよう
せっかくの休日が掃除で終わってしまった、なんてことはありませんか?
ミニマリストに倣いなるべく物を減らすことと、少しの工夫をすることで、掃除の時間は短くできます。
たとえば、部屋に置くゴミ箱を少なくして集める手間をなくしたり、浴室など水回りの物は置かず吊るしておくだけでも、楽さはだいぶ変わります。
掃除の時間と労力を減らした分、趣味や食事・ティータイムなどを充実させる休日はいかがでしょうか?
スマホ内を整理してスキマ時間を活用しよう
スマホ内にアプリが多いと、スキマ時間に目的もなく操作してしまうことや、開きたいアプリが見つからないことがあります。そんなときは、使わないアプリを消し、本当に必要なものだけ分類ごとにまとめるなど、スマホ内も部屋と同様に整理しましょう。
なんとなくスマホを触っていた時間を勉強など有意義なことにあてることができれば、自分の時間をもっと大切にすることに繋がります。
お金と時間を上手に使って暮らしの質を高めよう
ミニマリストに倣ってお金と時間を上手に使うことは、自分と向き合う機会を増やし、暮らしの質を高めること、人生を楽しむことへと繋がります。
極端に物を持たないミニマリストにならずとも、今回ご紹介したようにミニマリストという生き方から学べることはたくさんあります。
この機会にお金と時間の使い方を見直して、暮らしの質を高める行動を心掛けてみてはいかがでしょうか?
今よりもっと豊かな人生に変えていけるかもしれません。