2021.05.06
自分に必要な生命保険を選ぶ4つのポイント
生命保険は、一生涯付き合っていくものです。その金額は「人生で2番目に高い買い物」と言われるほど。ですが、保険を自分で比較検討する機会はなかなかなく、知人や営業の人に言われてなんとなく加入している人も多いのではないでしょうか。それでは、せっかく保険に加入するのに実は自分が本当に必要としている保障ではないものを選んでしまっているかもしれず、もったいないですよね。 今回は、自分にあった保険の選び方を知って、適切な保険に加入できるよう、4つのポイントをご紹介します
自分にあっていない保険を選ぶとどうなる?
保険を検討するときに重要になるのは、大きく分けて「保障内容」と「保障金額」、「保障の期間」です。
これらがあっていないとどうなるのでしょうか。
例えば、20代で独身の方が高額な死亡保障がついた生命保険にだけ加入していたとします。年齢が若い時に加入しておくと毎月の保険料が安く抑えられるというメリットがありますが、けがや病気で入院した際の給付はどうでしょうか。仕事を長期間休まなければならなくなってしまった時に、生活できるだけの金額に満たないかもしれません。20代で独身の方であれば、死亡保障よりも、就業不能保障や、入院・通院の保障を厚くする方が、起こりえるリスクにあっていると言えるでしょう。
他にも、保険料の安さを重視するあまり、給付金が少なく本来必要な生活費に満たないケースや、必要以上の保障をつけて、毎月高額な保険料を支払い、家計が圧迫されてしまっているケースなどがよく挙げられます。
自分にあっていない保険を選ぶと、もしもの時に必要なだけの保障が得られていない、もしくは必要のない保障をつけていて保険料をムダにしてしまうというリスクがあるのです。
ポイント1自分に起こりえるリスクを把握する
ここからは、実際に自分に必要な保険を選ぶ方法を紹介していきます。
まずは、自分に起こりえるリスクを把握することから始めましょう。保険は、もしもの時の経済的リスクに備えるものです。そのリスクは、年齢や家族構成、ライフステージなどによって変化していきます。いくつかご紹介しますので参考にしてみてください。
20代~30代
若い世代で独身の方の場合、将来的な備えよりも、自分が働けなくなったときへの備えを重視すると良いでしょう。一般的には入院・通院の保障や、就業不能保障などを検討することが多いでしょう。
既婚者の場合、自身が働けなくなった時に家族が生活をしていけるだけのお金が必要になりますので、独身の方よりも多くの給付金がもらえる保障への加入を検討します。また、お子さんがいる場合は、お子さんも含めた生活費はもちろん、お子さんの教育資金も必要となります。自身がなくなったときにそれだけの金額を残せるよう、死亡保障がついた保険への加入も検討しましょう。
40代~50代
独身の方も、既婚の方も、自身が働けなくなった時の保障の他に、老後資金の準備を始めましょう。養老保険や、貯蓄性のある保険などを検討することが多いのがこの年代です。
また、自分にもしものことがあった時に家族が生活に困らないよう、まとまったお金を残せる死亡保障の検討や見直しをするのも良いでしょう。
60歳を超えると、新規加入の保険料が高くなったり、解約しても返戻金がない商品が増えてきます。
老後資金の準備や、自身の介護の準備などは、60歳までに検討すると加入できる保険の幅が広がり保険料も安く抑えられるでしょう。
また、保険料の払い込み期間が60歳までで以降は払い込みなしで一生涯保障が続くタイプの保険もあります。
ポイント2自身のリスクをカバーできる保障が何かを知る
自身に起こりえるリスクが把握できたら、次はそれに対応している保障を探します。生命保険と言ってもたくさんの種類があり、保険ごとに特徴が異なります。代表的なものを以下に紹介します。
もしものときに残された家族へ収入を保障する「収入保障保険」
自身が亡くなったとき、もしくはそれに準じる高度の障害になったときに、残された家族の収入を保障するための保険です。毎月お給料のような形で保険金が給付されるタイプの保険ですので、自営業の方や、お子さんが小さいご家庭に向いています。
加入してからの期間がたつほど、受け取れる給付の金額が少なくなっていくのが特徴の保険でもあるので、年金の受け取りまでの期間が短い方や、老後資金の準備ができている方にとっては不向きと言えるでしょう。
また、「収入保障保険」と「就業不能保険」は、言葉が似ていますが別のものです。
「就業不能保険」はけがや病気などで働けなくなったときの収入をカバーするための保険で、死亡したときの給付金はありません。
低い保険料で高額の補償金額を設定できる「定期保険」
契約時に保障の期間を決めて加入する保険です。
年齢で決める場合と、10年、15年のように期間を区切って決まるタイプがあり、定めた期間に達すると、満了となり保障が終了します。
基本的には掛け捨てで解約をしても返戻金がないため、貯蓄性はありません。その分保険料が高く設定されているのが一般的なので「子どもが独立するまで」など、決まった期間に大きな保障を用意しておきたい時に向いています。
対して、貯蓄性がないため、老後資金の備えや一生涯保障を続けたい場合は不向きとなります。
高齢になってもけがや病気に備えておきたい場合は「終身保険」
加入してから亡くなるまで一生涯に渡って保障が続くのが「終身保険」です。途中で保険料が上がることがなく、定められた期間で払い込みを終えるタイプと、亡くなるまで支払うタイプがあります。公的医療保険だけではカバーできない分を保障したい方や、特定の疾病などを手厚くカバーしたい方に向いてます。また、今は定期保険に加入しているけれど、老後に備えて医療保険を準備したいという方は、終身保険への切り替えを検討しましょう。
もしもの時の備えもしたいが、貯蓄性も欲しい場合は「養老保険」
保証期間内に亡くなった場合には給付金が支払われ、満期を迎えた際には満期保険金が支払われるのが「養老保険」です。契約期間を自由に設定できるほか、保険料の支払い方法も、加入時に保険料を一括で支払ったり、月払い、年払いなど定期的に支払う方法を選ぶことができるのが特徴です。
満期を自由に設定できるので、子どもが独立するタイミングで…や、家の建て替えが必要なタイミングで…など、ライフプランにあわせて満期と満期保険金を決めておきたい方に向いています。
ポイント3いつ、どれくらいのお金が必要か検討する。
自分に起こり得るリスクとそれに合う保障が分かったら、次はどれくらいの保障が必要かを検討しましょう。自分にもしものことがあったときや働けなくなったとき、いくら必要になるのか、保障はいつまで必要なのか、残される家族の収入から不足する金額を計算します。
たとえば、配偶者が毎月10万円の収入があり、現在の生活費が20万円かかっていたとしたら、10万円不足します。この不足している10万円をどのくらいの期間保険金でカバーするのかを考えると、必要な給付金の額が算出できます。
ポイント4どの保険会社と契約するか検討する
保険の種類と必要な保障内容が決まって来たら、どの保険会社の商品にするかを検討します。同じ終身保険でも、会社によって金額や保障内容が違ってきます。必要な保障は得つつも毎月の保険料をできるだけ抑えるには、各社の商品をよく検討する必要があります。
たくさんある商品から選べない場合はTSUNAGUへご相談ください。
しかし、年々新商品が開発されるすべての保険を自身で比較検討するのは時間と手間だけでなく、知識も必要です。商品そのものの保障内容だけでなく、特約まで踏まえて検討するとなると、膨大な量となります。
自分にあった保険をちゃんと選びたいけど、すべての商品を自身で検討するのは大変、という方は、ぜひ1度TSUNAGUへご相談ください。あなたの希望にあった保険をご提案いたします。
TSUNAGUでは、保険に関するご相談を承っております。
もしもの事故や病気への備え、資産形成などお客さまのご要望を伺いプランをご提案いたします。詳しいご案内を希望される方は、TSUNAGUまでお問い合わせください。
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