2021.02.01
医療保険の特約は付けるべき?代表的な特約とそのメリット
保険の特約は、主契約に付帯して契約のことでいわゆるオプションのようなものです。
基本の保障に特約を付加することで、充実した保障にすることができますが、主契約の内容だけでも難しい気がするのに、特約まで考えられない!という方もいるのではないでしょうか。
そして、特約を付加してまで保障を充実させる必要はあるのか?と考える方もいると思います。
今回は、医療保険に特約は付けるべきなのかと、主な特約についてご紹介します。
保険の特約とは?
保険の特約はオプションで追加できる保障のことで、基本のプランだけではカバーしきれない部分を補うことができます。
たとえば、「特定疾病保障特約」を付加すれば、肝硬変や糖尿病などの生活習慣病で入院・手術をした際に基本のプランで受け取れる給付金に加えて、さらに給付金を受け取ることができます。
特約は、主契約とセットで加入するオプションのため、特約のみで加入することはできません。つまり、途中で解約する場合、主契約だけを解約して特約のみを継続することはできません。
また、保険の種類によって、加入できる特約が決まっているので、その中から選ぶことになります。
特約を付加すれば1つの保険で様々な保障が受けられ、保険の管理が楽に
特約を追加すれば、基本の保障にプラスでがんの保障、先進医療の保障など様々な保障を付けることができますので、複数の保険に加入することなく保障内容を充実させることができます。
主契約と同じタイミングで契約をしなければならない特約も多いですが、近年は、後から追加できるプランも多く登場しており、ご自身の生活状況や心身の状態によって必要な保障が得られるように工夫されているものもありますので、気になったら相談をしてみると良いでしょう。
医療保険に付加できる主な特約
ここからは医療保険に付加できる特約の一部をご紹介していきます。
特定疾病保障特約
生活習慣病によって入院した場合に入院給付金に加えて給付される特約です。
特約によって生活習慣病の範囲が異なり、いわゆる3大疾病であれば「がん」「心疾患」「脳血管疾患」が保障されます。
この他、7大生活習慣病(上記に加えて「糖尿病」「高血圧性疾患」「肝硬変」「慢性腎不全」)がカバーできる特約などもあり、親族やご自身の既往歴などによって、リスクのある疾病への保障を手厚くすることができます。
がん入院特約
日本人の死因で最も多い「がん」に特化した特約です。
入院日数が無制限であることが多く、がんと診断確定されたら給付金を受けられるものもあります。
がん保険と比較すると、一時金などの給付金額が少なかったり、保障の内容に違いがあったりしますが、がん保険と医療保険の両方に加入するよりも保険料を抑えられる傾向にありますので、幅広い病気やケガの他にがんにもある程度備えたいという方は検討してみると良いでしょう。
先進医療特約
厚生労働省が認めた高度な医療技術を用いた治療を先進医療と言います。通常、先進医療は健康保険が適用されないため、全額自己負担となるのですが、技術料の部分を給付されるのがこの特約です。
内容によって、保障を受けられる医療機関が決まっている場合などがありますので、加入前に内容をよく確認しておきましょう。
女性疾病入院特約
乳がんや子宮筋腫、甲状腺の障害など、女性特有の疾病によって入院をした場合に給付される特約です。これらの他に、がんで入院した場合や、通常分娩以外の出産など、女性特有の疾病以外に対しても給付が受けられるものなどがありますので、複数の特約を契約せず幅広く保障されるのも嬉しい点です。
特約を付加したら保険の乗り換え時に注意
特約を付加することで、主契約だけでは保障しきれないところまでカバーすることができるようになります。
ただし、様々な特約を付加すると契約が複雑になってしまい、新たな商品が出てきて契約を変えようとするときに、主契約に紐づく特約も全て解約する必要がありますので、残しておきたかった保障も解約して入りなおさなければいけなくなる可能性があります。
また、商品によって付加できる特約が決まっていますので、新たに契約しようとしている商品に同じ特約がない場合もあり、安易に解約がしづらくなります。
加えて、特約を付加する分、保険料も高くなりますので、特約を契約する前に、本当に必要な保障なのか、状況が変わった際に見直しがしやすいかなどを、よく検討しましょう。
特約を付けるべきか迷ったらTSUNAGUにご相談ください。
保険の特約は、主契約だけではカバーしきれないところをオプションとして追加し、幅広い保障を受けられるようにするためのものです。必要とする保障を選んで自分ようにカスタマイズできるうえ、様々な保障が1つの保険にまとまっているので管理がしやすい一方、契約が複雑になり見直しの際に検討するべきことが増えてしまう可能性もあり、メリット、デメリットの両方があります。 多くの保険商品がある中で、それらを踏まえてご自身に合った保障を選ぶのは大変なことです。 将来に向けてどのような備えが必要か、今後自分に起こるかもしれないリスクはどんなことが考えられるかなど、保険選びに迷ったら、ぜひTSUNAGUへご相談ください。
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