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2022.04.15

これだけかかる結婚費用|婚約指輪は平均35万円。では挙式は?

一口に「結婚費用」といっても、その内訳は婚約指輪、結納、結婚式、新婚旅行など、いくつかに分けることができます。

それぞれの費用について、全国の平均金額を紹介します(データは2021年調べ)。

将来結婚を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

婚約指輪…35万円

通常、まず最初に必要となるのは婚約指輪。結婚したカップルのうち、74.5%が何らかの婚約記念品を購入し、そのうちの88.1%が婚約指輪を選んでいます(その他はネックレス、時計など)。

平均金額は35万円で、予算の幅は多い順に「30~40万円未満」が28.0%、「20~30万円未満」が21.4%、「40~50万円未満」が14.0%となっています。

両家顔合わせ・結納式…24.8万円

結納は、「両家の顔合わせ」と「結納式」に分けられます。この2つを合わせると平均24.8万円となります。

両家の顔合わせの費用…6.4万円

料亭やレストラン、ホテルで行われます。全国平均でみると、「5~10万円未満」の45.3%、「10~15万円未満」の32.1%が上位の金額でした。

結納式の費用…18.4万円

結納式は料亭、ホテル、また妻の家で行われることが多いです。食事を含めた結納式の費用は、「5~10万円未満」が26.5%、「10~15万円未満」が24.2%でした。「30万円以上」という回答も12.9%ありました。

結婚指輪(2人分)…25.4万円

婚約指輪とは別に、結婚指輪もあります。この「25.4万円」は、夫婦2人分の総額の平均金額です。結婚指輪は、夫のものと妻のもので多少金額が異なります。

妻の指輪…13.8万円

一般的に、妻の指輪はダイヤなどの宝石が使われているものや華やかなデザインのものがあり、その分価格が高めになっています。

また、素材ではゴールドよりプラチナ、購入方法では既製品よりもオーダーメイドがより高くなる傾向にあります。

夫の指輪…11.7万円

一方、夫のものは宝石がついていないシンプルなものが多いため、妻のものよりは安くなっています。

挙式、披露宴・パーティー…292.3万円

結婚に関する費用で最もお金がかかるイベントが挙式、そして披露宴・ウエディングパーティーです。

内訳として、挙式料の他に、衣裳代、食事代、演出代、会場装飾、ギフトなどの費用が含まれます。この他、写真や映像に記録する場合の費用や、引き出物にもお金がかかります。

招待客数や衣裳の数、挙式のスタイルなどによっても大きく変動するため、金額の幅が非常に大きなイベントといえるでしょう。

新婚旅行・お土産…34.6万円

新婚旅行の費用は、「旅行費用」と「お土産代」に分けられます。この2つを合わせると、平均34.6万円となります。

お土産代を除く 2 人分の旅行費用 …29.9万円

新型コロナウイルスの影響で、行き先は「日本国内」が87.6%とほとんどを占めました。そのため、費用も前年の65.1万円から大きく下がっています。

お土産代…4.7万円

費用は「10万円未満」が78.1%という結果に。「0円」(買わなかった)という人も6.2%います。

まとめ:全て行うと高額に。絞るのもあり!

ご紹介した通り、結婚費用は全て行おうとすると、それなりにお金がかかります。

しかし、全てのイベントを行う必要はありません。

「結婚指輪は欲しい」

「式だけは絶対挙げたい!」

など、「これだけはやりたい」というご自身やパートナーの希望に沿って、イベントや贈り物の購入を絞るのが賢いやり方です。目標の金額を貯めて、二人が納得できる結婚を目指しましょう。

参考資料:ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ

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