2023.01.04
新年だから新習慣!お金をかけずに健康づくりをはじめよう
年が明けると、心機一転、何か新しいことを始めたくなるものです。
新しい趣味を見つけたり、仕事をさらにがんばったり。
中には、健康に気を遣って生活しようと思い描いている人もいるでしょう。
それ、正解です。
元気に生活している今から健康習慣を心掛けると、老後の医療費セーブにつながります。
今回は、簡単に始められる「小さな健康習慣」を紹介します。
今から始める健康習慣が老後の医療費を抑える
健康維持が老後の家計にどれくらい影響を及ぼすのかご存じでしょうか。
厚生労働省のデータによると、令和2年(2020年)の1年間にかかった1人当たりの平均医療費は、65歳未満で「18万3,500円」に対し、65歳以上になると「73万3,700円」に上ります。
さらに75歳以上だと「90万2,000円」も必要となり、年間100万円近く医療費がかかる可能性があります。
老後の医療費の心配を減らすには、「しっかり貯蓄する」か「健康を維持して医療費を抑える」のどちらかが必要です。
医療費が浮くと他に回せるお金を確保できるため、今から健康維持を心掛けておくことをおすすめします。
健康維持のために、運動・食事・睡眠の習慣を整えよう、というのはよく聞きますよね。
習慣改善の大切さは知っているし、どう改善したらいいかもわかっている、それでも最初の一歩はなかなか踏み出せないものです。
今回ご紹介する健康習慣は、その”最初の一歩”です。
運動はガチではなく”ながら”でOK
「運動」と聞くと、ジョギングやジムのトレーニングを思い浮かべていないでしょうか。
まずはその意識から変えてみましょう。
運動の最初の一歩は、「少し体を動かしてみる」ことです。
「テレビを見ながら」「ラジオを聴きながら」など、何かをしながら少し体を動かすだけならできそうな気がしてきませんか?
例えば、テレビを見ながらその場で足踏みしてみたり、ラジオを聴きながら散歩してみたりするだけでもいいんです。
10分早起きして朝ごはん
朝は食欲が湧かない、時間がない、準備が面倒などさまざまな理由で朝食を抜いてしまいます。
しかし、朝食を取らなければ良い一日のスタートが切れません。
これまでより10分だけ早起きして、朝食の時間を作ってみてください。
朝食でブドウ糖が補給され、頭と体に行き渡ります。
そして生き生きと過ごすためのスイッチが入り、生活リズムが整えられます。
最初は、すぐに用意できる食パン一枚や、ヨーグルト一つなどから始めてみましょう。
しっかり寝るためのルーティンづくり
最近では、「ナイトル―ティン」と呼ばれることもあります。
寝る前に決まって行う習慣のことです。
毎日寝る前にルーティンを行うことで、スムーズに深い眠りにつきやすくなります。
睡眠をしっかり取ることで、毎日身体と心を回復するだけでなく、将来的には生活習慣病を予防できると言われています。
厚生労働省によると、成人以降50歳代までは「6.5~7.5時間」の睡眠時間が必要とのこと。
ただしその中に、布団でスマホを触っている時間は含まれません。
寝る前にスマホの画面を見ると、なかなか寝つけなかったり睡眠の質が下がったりするそうです。
毎日のルーティンを決めておくということは、睡眠に良くない習慣をしないことにもなるのです。
具体的には、布団に入る1時間前にお風呂に入ったり、寝る前はテレビやスマホを見ずに少し読書をしたり。
ストレッチをしたり、22時以降は照明を暗くしたりするなど。
自分の生活スタイルに合ったルーティンを試してみてください。
まとめ:小さな健康習慣が医療費に余裕を生む
誰しも医療費に頭を悩ませながら老後を過ごしたくはないでしょう。
今から始める小さな健康習慣が、老後の医療費節約につながります。
毎月の余裕ある家計づくりも、将来の医療コスト抑制も習慣から。
生活習慣を見直そうと思っている方、1月はスタートにピッタリのタイミング。
この記事でご紹介した”小さな習慣”を参考にしてみてください。
あなたはどのような習慣を取り入れてみたいと思いましたか?