2021.08.16
与信審査なく作れるカード?デビットカードってどんなカード?
キャッシュレス化が進んでデビットカードの利用者は増加傾向にあります。クレジットカードに比べるとマイナーな決済方法なので、どこで使えるのか、どんなカードなのかがよく分からないという方もいるでしょう。
そして、デビットカードは「与信審査がいらない」と言われることも多く、審査がいらないカードって何?と疑問に思ったことがある方もいるのではないでしょうか。
今回は、デビットカードとは何か、クレジットカードとはどう違うのかについてご紹介します。
デビットカード基本的な特徴
デビットカードには、他のカードにない特徴がいくつかあります。最も大きな特徴は、引き落としのタイミングです。
クレジットカードは、翌月以降に引き落としをされますが、デビットガードは、カードの支払いと同時に銀行口座から引き落としがされます。また、自身の口座残高がそのままカードの限度額となりますので、カード利用額が、支払えないような金額まで膨れ上がってしまうことも防ぐことができます。
現在、デビットカードには以下の2種類があります。
J-Debit
キャッシュカードをそのままデビットカードとして利用するタイプです。J-Debitマークがある加盟店で使用することができます。
ブランドデビット
VisaやJBC、Mastercard🄬といったクレジットカードの国際ブランドが付いたカードです。クレジットカードと同様に、カードのマークが付いたお店などで使うことができます。
デビットカードはどんなところで使える?
デビットカードは、おおむねクレジットカード払いと同じように使うことができます。具体的に、どんな使い方があるのか見てみましょう。
ネットショッピングの決済方法として使う
インターネットショッピングで、クレジットカードと同様に使うことができます。決済方法の選択時に「クレジットカード払い」を選択し、カード番号、有効期限、セキュリティコードなどを入力して決済すると、その時点で銀行口座から代金が引き落とされます。
コンビニやスーパーの代金を支払う
こちらも、クレジットカードと同様に利用することができます、ただし、デビットカードは分割払いができませんので、利用できる支払い回数は「1回」のみになります。
海外で現地通貨を引き出す
海外のATMでデビットカードを利用し、現地通貨を引き出すことができます。両替をすることなく直接現地のお金を引き出すことができますので、旅行中でも多くの現金を持ち歩く必要がなくなります。
クレジットカード、プリペイドカードとの違い
デビットカードは、クレジットカードとおおむね同じように使うことができるとお伝えしましたが、それでは、クレジットカードとの違いはどんなところにあるのでしょうか。
大きな違いは、引き落としのタイミングと発行対象です。デビットカードとクレジットカード、そしてプリペイドカードの違いを簡単にまとめると以下のようになります。
振替方法 | 発行対象 | |
---|---|---|
デビットカード | 即時振替 | 原則15歳以上 ※中学生を除く |
クレジットカード | 後払い | 原則18歳以上 |
プリペイドカード | 予めチャージが必要 | 原則制限なし |
デビットカードでは、支払いと同時に銀行口座から代金が引き落とされます。対してクレジットカードは翌月以降の後払いです。プリペイドカードは、名前だけ聞くとあまり使っている人がいないと思うかもしれませんが、Suicaやセブンイレブンのnanaco、イオングループのWAONといった電子マネーをイメージしていただくと分かりやすいでしょう。事前にチャージした金額まで利用できるのがプリペイドカードです。
次に大きな特徴が発行対象です。クレジットカードには、与信審査があり、安定した収入があることが必要です。そのため、18歳以上であることが一般的ですが、デビットカードは銀行口座残高が利用上限となるので、18歳未満の学生でも作ることができます。ただし、カード会社によって、「中学生を除く15歳以上」など制限を設けているところもあります。プリペイドカードは制限がないものが一般的です。
デビットカードのメリット・デメリット
ここまで、デビットカードの特徴や使い方、クレジットカードとの違いについて紹介してきましたが、もちろん、デビットカードにもデメリットはあります。代表的なメリット、デメリットは以下のようなものです。
メリット1.使いすぎを防ぐ
デビットカードの大きなメリットは「銀行口座の残高=カード上限額」となるところです。大きな買い物をする場合には不向きではありますが、自分が支払える金額以上の利用を防ぎ、ローンを返せなくなることを防ぐことができます。
メリット2.基本的に審査不要
クレジットカードとの違いでもご紹介しましたが、デビットカードは基本的に審査がなく、銀行口座があればカードを作ることができます。収入に波があり与信審査が通るか不安という方でも作ることができます。
メリット3.利用額に応じたキャッシュバックがある
カード会社によって、利用額に応じたキャッシュバックプログラムなどが用意されています。クレジットカードのようにポイントを貯めて活用することができますので、ご自身が持っている銀行口座のデビットカードの詳細などをチェックしてみましょう。
デメリット1.分割払いはできない
クレジットカードと異なり、デビットカードは1回払いしか選択ができません。大きな買い物をする場合は、ご自身の預金残高をよく確認しましょう。
デメリット2.J-Debitはネットショッピングで利用できない
デビットカードのうち、J-Debitはネットショッピングで利用することができません。
ネットショッピングをよく利用する方は、ブランドデビットの利用を検討するようにしましょう。
デメリット3.家族カードやETCカードは作れない
デビットカードは、家族カードやETCカードの作成ができないものが一般的です。車をよく利用する方や、日用品の買い物に家族カードが必要な方は注意が必要です。
デビットカードを上手に活用して、使いすぎを防ごう
デビットカードは、クレジットカードとおおむね同じように利用ができ、口座残高以上の金額を使うことができません。自分の支払い能力を超えた買い物をしてしまわないか不安な方も、使いすぎを防ぎながら利用することができるカードですので、メリット・デメリットを踏まえて他のカードとあわせて活用することを考えてみてはいかがでしょうか。